ゴリラブログ

このゴリラ、ブログができるようだ

現代テニスについてのゴリラ考察

このブログ開設してから初めての2日連続の更新です。すげーゴリちゃんすげー。

 

今回はこれまでの文系な話題(?)と打って変わってテニスについて触れてみたいと思います。

ゴリラ、テニスをそれなりにやってまして、見るのもプレーするのも好きなのです。

 

それにしてもゴリラ、イマイチテニスというスポーツは浸透していないと思うのです。

もちろん昨今の錦織選手の活躍もあり(去年の五輪は感動した)一時より目に触れる機会は増えましたが、しかそこまで身近なスポーツと言えないように思います。

 

なぜでしょう。

 

プレーするのが難しいから?テレビであんまり放送されてないから?チャラいイメージがあるから?やたらめったら大声を出してボールを打ってる人がいて怖いから?熱苦しいおじさんが出てくるから?テニスの「テ」の字を隠して「●ニス」と書くとなんだか卑猥になるから?

 

いろいろな理由はあると思いますが、少しでテニスについて知ってもらいたいなと思うので、ゴリラこれからいろいろ書いていきますね♡

 

 

 

今回は現代テニスについて考察していきます。

 

現代テニスとはそのまま現在のテニスのことを指します。

そもそもすべてのスポーツにおいて戦術やプレーの変化は避けられません。例えばサッカーなんかは戦術のトレンドがありますよね。野球でも「フライボール・レボリューション」と呼ばれる理論が最近出てきました。(選手間ではかなり前からあったものがキチンと理論化された、が正しいように思います。)

このような戦術、プレーの変遷はテニスにも当然起こります。そして実はテニスって戦術、プレースタイルの変化が非常に激しいのです。それこそ30年ほど前といまとでは全く別のスポーツといって良いくらいです。どのように違うのでしょうか。また現代テニスはよく「地味」と言われます。それに対して昔のテニスは「華麗」と言われます。なぜでしょうか。次にこれらの疑問について考えてみましょう。

 

最初に現代テニスと昔のテニスを定義付けをしましょう。

そのためには現代テニスと昔のテニスを分ける基準が必要になりますね。

僕はその基準がラケットにあると考えています。現代のテニスラケットは主としてカーボン繊維などから作られているのですが、そのカーボン繊維が発明、実用化される前は木材から作られていました。

そしてこの木製ラケットですが、現代のラケットと比べて重たく、尚且つラケット面(打つところ)が狭いのです。

実際に見てみましょう。

「ウッドラケット」の画像検索結果

これがウッドラケットです。平均的なウッドラケットの重さがおよそ350gほどでフェイスがおよそ70平方インチだそうです。

 

これに対して現代主流のラケットを見てみましょう。

「ピュアドライブ」の画像検索結果

こちらは現在の人気機種であるバボラのピュアドライブです。

現在のラケットの重さの平均値はおよそ300g、フェイスの平均値が100平方インチとなっています。

昔のラケットより今のラケットの方が軽くてフェイスも大きくなっています。つまり今のラケットの方がボールを打ち易くなっていることがわかりますね。

 

ここでこれらラケットの性質についても確認しておきましょう。

まず木製の昔のラケットはあまり反発しません。なので全然ボールが飛びません。対して今のカーボン素材で作られたラケットは非常に反発します。よってただ当てただけでもボールがしっかり飛んでくれます。

 

このようにテニスラケットは今と昔とでかなり変化しています。

そしてここからウッドラケットの使用者が多数派のころを昔のテニス、現代的なラケットの使用者が多数派となってからを現代テニスとします。

 

(余談ですが、ウッドラケットからカーボン製ラケットへの移行は当然漸進的でした。そのためウッドラケットとカーボン製のラケットの双方が使われていた時期もありました。大体1980~90年初頭くらいが過渡期になります。またここでは取り上げませんでしたが、金属製のラケットも存在しました。この金属製ラケットはウッドラケットからカーボン繊維製のラケットへの過渡期に登場しましたが、支配的にはならなかったので今回は触れないでおきます。当然現在のプレーヤーはすべてカーボン製ラケットを使用しています。)

 

 

では先に現代テニスと昔のテニスの違いについてみていきましょう。

ここでは以下の2つポイントから考えていきます。

・プレースタイルの変化

・トップスピン

 

プレースタイルの変化

先にテニスのプレーについて少し触れてみましょう。

まずグラウンドストロークとボレーについてです。グラウンドストロークは1バウンドしたボールを打つこと、ボレーはバウンドする前にボールを打つことです。そのためグラウンドストロークはコートの後方で、ボレーは前方でのプレーとされます。またグラウンドストロークはラケットを振って打ちますが、ボレーはラケットをボールに当てるように打ちます。

次にサーブレシーブです。サーブ自分でトスアップし相手コートに打ち込むプレーです。そしてレシーブはそのサーブを打ち返すことです。なおサーブはテニスというスポーツにおいて唯一自分のタイミングで打つことができるプレーです。

 

ではプレースタイルの変化についてみていきます。

上記にように昔のラケットは重たく打ちにくいです。そのため球速もそこまで早くなりません。またそのようなラケットを使用するため昔のテニスはミス多く、戦術も相手のミスを誘うものでした。

もうすこし詳しく見ていきましょう。

昔のテニスではグラウンドストロークよりボレーの頻度が高く、またサーブが強い選手が有利でした。

昔のウッドラケットでグラウンドストロークをすることは非常にリスキーなんですね。イメージできると思いますが、打ち難いラケットだと、バウンドしたボールをコートの後方から相手コートに打ち込むよりも、ノーバウンドのボールをコートの前方で当てるほうがミスをしにくいですよね。

次にサーブが強い方が有利であることについてですが、打ち難いラケットであることはサーブにおいてはあまり大きな問題になりません。しかしレシーブだと話が変わります。まずサーブは速いボールを打ち込むことができるプレーです。また相手が打つタイミングを握っているので、意表を突かれることが多いです。よって打ち返しにくいんですね。この場合打ち難いラケットであることが大きな問題となってしまいます。なので何とかラケットに当てて相手コートに入れるようなレシーブになってしまいます。それに加えてボール自体も威力のないボールとなります。よって相手、つまりサーバーが有利になります。

以上のことから昔のテニスは「サーブアンドボレー」と呼ばれるプレースタイルが主流でした。これは読んで字の如く、サーブを打ちすぐにネットダッシュ(ネットの方へ行くこと)をし相手のレシーブをボレーする、というプレースタイルです。そうすることでボールを打ち易いプレーでゲームを進めることができます。また相手からするとレシーブのすぐ後に相手がボールを返してくるわけですから、体勢を崩されよりミスをする可能性が高まります。以上のことからこのプレースタイルがベストであることは容易に理解できます。このサーブアンドボレーが昔のテニスの象徴的なプレーですね。なおサーブアンドボレーをメイン戦術とするプレーヤーを「サーブアンドボレーヤー」といいます。

 

では今の軽く打ち易いラケットではどのようなプレースタイルになるのでしょうか。

結論から言うと上記の反対になります。つまり「サーブアンドボレーは多用されず、積極的に得点を狙う」プレースタイルになります。

もちろん戦術として相手のミスを誘うことはあります。しかしそれ以上に相手からエース(相手に全く触れさせずに得点すること)を取ることを積極的に狙うようになっています。

まずラケットによってグラウンドストロークが打ち易くなります。それに加えてより速いボールを打てるようになります。このことからボレーよりもグラウンドストロークの頻度が高まることは理解できます。なぜならコート前方でのプレーであるボレーは非常に高速なボールを処理しないといけないからです。さらに1バウンドして尚且つコートの後方まできたボールは球速がかなり落ちているので打ち易くなっています。よってグラウンドストロークはより速いボールを安定して打つことができます。このことからもボレーの頻度が下がりグラウンドストロークが多くなることが理解できます。そのためグラウンドストロークの打ち合い(=ラリー)から主導権を握り、相手を左右に振り回し、オープンコート(相手コート内で相手のいないエリア)を作って、そこにボールを打ち込みエースを取るということが1つの常套手段となります。

またサーブレシーブですが、サーブの威力は当然増します。しかしレシーブの精度も同様に威力も高まります。よってネットダッシュしてボレーをやり難くなるどころか、強烈なレシーブにより逆にサーバーが不利になることも十分にあり得ます。

以上のことから現代テニスでは積極的にネットに走るのではなくベースライン(コートの一番後ろのライン)付近でラリーをしてそこから展開する戦術が主流となります。もちろん戦術オプションとしてサーブアンドボレーやネットダッシュ、リターンダッシュ(レシーブ後にネットの方へ行くこと)もありますが、あくまでオプションでありメイン戦術となることは現在では非常にレアです。このベースライン付近でのプレーをメインとするプレーヤーをベースライナーといいます。

 

トップスピン

次にトップスピンについてです。トップスピンとはボールの回転の種類のことです。

テニスにはトップスピンの他にフラット、スライスと合計3種類の回転があります。

まずフラットはあまり回転をかけないボールのことです。ボールがあまり回転しないので打球の速度は早くなります。エースを狙うときに使われる攻撃的なボールです。ボールに対してラケットの面を真っすぐ当てるように打ちます。

次にスライス。こちらは進行方向に対してボールの前方が上に、後方が下になるような回転をかけることです。こちらは回転の性質上速度は出ませんが、ボールが浮くので守備的に用いられます。また相手コートのネット付近に落とすドロップショットもこの回転です。ボールに対してラケットの面を上から下に当てるように打ちます。

最後にトップスピン。こちらはスライスの真逆です。つまりボールの前方が下に、後方が上になるような回転です。こちらもあまりスピードは出ませんが、沈み込むように落ちるのでアウトになりにくいです。よって守備的に用いられます。また回転の性質上バウンドすると伸びるように跳ねます。これは相手にとって打ち辛いボールになります。そのため攻撃的にも使えます。使い方によって攻撃にも守備にも使える球種となります。ボールに対してラケットの面を下から上に当てることで打ちます。なおこの打ち方のため打ったボールが山なりの軌道を描きます。

 

現代テニスではトップスピンでのグラウンドストロークが主流となっています。

その理由を見ていましょう

まず上記のとおりトップスピンは攻防一体になったボールともいえます。

この性質が現代テニスにぴったりと合うのです。

先ほどプレースタイルの変化でラリーから主導権を握ると書きました。どうやって主導権を握るのか、どうやって相手を不利な状況に追い込むのかのカギがトップスピンによるラリーです。

まずハードヒットしたトップスピンボールは速さと回転を伴って相手コートに打ち込まれます。トップスピンボールはバウンド後に伸びる性質があるので打ち難くなります。これだけでも十分エースを取ることができますし、もし相手が何とか返してきたとしてもボールの威力は弱いため強力なフラット系のボールでエースを取ったり、浅いボールだった場合はネットに詰めてボレーやスマッシュを決めることもできます。

逆に回転をしっかりとかけて下から上に振り上げて打ったボールは放物線を描いて相手コートにいきます。このボールも当然跳ね上がるのですが、回転がしっかりとかかっているため高く跳ね上がります。そのため相手は後ろの方に回らないとちょうどよいポイントで打てなくなります。この間に体勢を立て直したり、不利な状況を変えることができます。またこれらのようなトップスピンのボールにより相手を後ろへ押し込むことができ、コート前方がオープンコートになりドロップショットが決まりやすくなります。

 

またラケットの事情も関係します。昔のラケットは重たいので振り回すことができません。よってラケットを当てて押すようにしか打てません。そのためフラット、もしくは上から下に当てるスライスが主流となります。トップスピンは打ち難いためあまり、というかほとんど使われません。(個人的にはスライスの方がフラットより頻度が高いような気がします。)

対して今のラケットは軽く打ち易くなってます。そのためラケットを振り回しやすく、取り回しがよくなっています。そのためフラット系やスライス系のボールはもちろん下から上に振り上げて打つトップスピンが容易に打てます。

それに加えてラケットが飛ばしやすくなったこともトップスピンが主流となったことに起因します。

というのも簡単に飛ぶようになったということは、回転をかけて打球を抑えないと飛び過ぎてアウトになってしまうからです。

このように現代テニスはトップスピンが重要な要素となっています。

 

以上2つの要素から現代テニスと昔のテニスの違いについて見てみました。

ここで違いについてまとめましょう。

  • 昔のテニス

・サーブアンドボレーヤーが多い。

・よく使われる球種はフラット、スライス

  • 現代テニス

・ベースライナーが多い。

・よく使われる球種はトップスピン。

 

ではなぜ現代テニスは「地味」で昔のテニスは「華麗」なのか考えてみましょう。

まず昔のテニスですが上記のとおりサーブアンドボレーヤーが多くいます。このサーブアンドボレーはプレーそのものが華麗に見えます。サーブを打ち、すぐさまネットダッシュ、そして相手の返してきたボールをボレーで決める、というのが一連の流れです。またボレーが甘かった場合、ネットに詰めた相手の脇を通すパッシングショットや、ネットに詰めている相手の頭を越すように打つロブかわすっといった映えるプレーの応酬となります。実際にプレーを見てみると華麗であるということがわかります。また主導権はサーブで決まることがほとんどです。つまり”派手な一発”でゲームが決まる、わけです。言い換えれば”華”があるのです。

対して現代テニスではベースライナーが主流です。つまりベースラインでのラリーがプレー全体のほとんどを占めています。そうなるといくら球種を変えてもプレーヤーはベースライン付近を動くだけになるため単調な景色になってしまいます。また主導権もラリーの中での奪い合いになります。つまり”派手な一発”では決まらないことが多くなるんですね。ラリーを積み重ね、相手を揺さぶることでようやく主導権を握れるのです。しかしそれは地味な作業の積み重ねのように見えてしまいます。

 

以上のことが原因となって、現代テニスは「地味」、昔のテニスは「華麗」と言われるのです。

 

 

さてこれが今回の現代テニスゴリラ考察になります。

もちろん現代テニスも変化しています。ただそれについて書き出すと長くなっちゃいますので、また別の機会に。

 

最後に新旧テニスの象徴ともいえる、”芸術家”マッケンロー氏と現代テニス最高のストローカーの1人である我らが錦織圭選手のエキシビションマッチの動画があったのでそれを貼っておきます。ぜひ見てみてください。

www.youtube.com

 

しかしまた長い記事を書いてしまいました。もうやらないといったのに。

どうでもいいけどテニサーに入ってる女の子ってなんかえっちな目で見てしまいますよね、ね、ね、ね?

絶対ヤってるよ…って思っちゃいますよね、ね、ね、ね、ね??

あとスポーツしてる女の子ってなんかえっちですよね、ね、ね、ね、ね、ね???

 

 

またね